新歓振り返り1

■新歓の雰囲気について

医学部の新歓は結構独特だなと感じた。部活に入るのが当然という雰囲気のもと、皆が皆部活に入部し、その活動にコミットしていく。これは自分で意識していかないと、知らない間に多様性への寛容性が小さくなっていくような気がする。まぁそれはつまり、それ以外の世界を知っている人からすると何かしら新しい価値を生み出すチャンスなようにも見えた気もする。もちろん、この雰囲気が悪い訳ではないし、新入生からすると、当然そうなる構造をしているから上記のようになるのは当たり前だ。でもせっかく他の学生とは少しばかり違う立場で医学部に入学したのだから、多少なりとも従来とは違った影響を与えていければと思う。

 

■どのような影響を与えたいのか

医師という職業の特殊性について考える時間を取る雰囲気にしたい。波頭さんの'プロフェッショナル原論'によると、プロフェッショナルとして認められるのは医師、弁護士、コンサルタントの3つだけなのだそうだ。(このあたりは賛否両論あると思うが。)その前提でいくのであれば、その特殊性、つまり医師の持つべきプロフェッショナリズムについて真剣に考え、行動に移していく必要があるのだと感じる。そういった事を正面切って発言できるような、オープンな場で学べるようにしていきたいと思う。