医学部合格のためのおすすめの勉強法【物理】
前回の数学に続き、物理のおすすめ参考書の組み合わせを紹介します。
物理は様々な有名講師が参考書を出しているので、基本的には解説が自分とフィットしていると感じるものをやるのが一番良いと思います。僕のおすすめとしては浜島先生ですが、これは個人差があると思います。「効率的に解く」「テクニックを駆使する」という考えが好きな人には合うと思いますし、いわゆる標準問題を出題する大学とは相性が良いと思います。
具体的な流れは下の通りです。
①物理のエッセンス
②良問の風
③名門の森
④体系物理
①物理のエッセンス
一通り通読した後、問題をひたすら解きます。基本的な内容の問題はこの2冊で全て網羅出来るので、分からない問題が0になるまで繰り返しやりましょう。その際にどのようなテクニックが絡んでくるのかを意識することが重要です。
②良問の風
入試問題の標準問題が揃えられています。問題数は約150問程度。
標準題しか出題されない大学であればこの参考書までで十分合格点に届くレベルの問題集です。代表的な解法はある程度網羅されているので、しっかりとインプットすることを意識して解いていきます。
③名問の森
入試におけるハイレベルな典型問題が揃えられています。物理を得点源にしたい時はここまでをこなしておくことをおすすめします。このレベルの問題は基礎事項が複雑に絡まりあっている現象を扱うことが多いので、複雑さの「解きほぐし方」を習得するように意識してください。
④体系物理
①〜③までのインプットを確かめる参考書として使うのにベストの参考書です。高校物におけるほぼ全ての状況設定が網羅されています。医学部受験では「いかにミスなく、素早く問題を解けるか」が重要になってきますが、その要望に十二分に応えてくれる参考書です。